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トムラウシで大量の遭難死が出た。かつて中高年登山者の一行11人
が立山で疲労凍死した事件に次ぐ犠牲者の多さです。お気の毒なこと
です。
いろいろと理由が取り沙汰されているが、理由は一つとは限らない。
気象条件、地形、行程、寄り合いグループ、リーダーの力量等、
いずれも少しづつ合っているのであろうが、複合的な理由に違いない。
登山ツアーというのは、見知らぬもの同士の寄り合い世帯。一人々々
の体力、力量、欲求水準等が不明です。リーダーも指導力のあるベテ
ランなのか、員数あわせのバイトなのかもお互いには不明。
参加者のなかには天候が悪化しても、がむしゃらに山頂を踏みたい、
踏める自信を持つものや、慎重な態度を取るものも居て、一様でない。
断固とした判断をする義務があるリーダーも旅程の遂行や、なにより
ビジネスの成功をおもんばかって、逡巡し統率するのがむずかしい状
況が生まれることもある。グループ登山の難しいところです。
今回の遭難がどのような理由であったとしても、だから中高年登山は
危険と言い募るのは当たらない。大きな自然を楽しむには、そのなか
に危険な自然が含まれていることをよく認識して、身の丈にあった方法
で山歩きを楽しめばいい。
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