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三大修験行場の山というのがある。山形の羽黒山、奈良の大峰山、そして
今回登った英彦山(ひこさん、1200m)。
大分県寄りの福岡県田川郡にある。単線、無人駅が多い過疎地にあって、
最寄の彦山駅は、中学生の遊び場になっている。そこから町の巡回バス
で30分、別所バス停が登山口。英彦山神宮があり、スロープカーと呼
ばれるカタツムリみたいな格好のケーブルが運行しているが、まったく
人影がない。平日だったからではなくて、ふだんから、こんな具合なん
だそうだ。
多少、疲れていたので、バス停わきの飲食店にリュックを預かってもら
い、カサ、ペットボトル、デジカメを持って山頂をめざした。英彦山神宮
(奉幣殿)がある。のっけから石積みの階段が延々と続く。登高意欲が萎
える。雨が降り出しそうな空模様も気にかかる。
むりもない。かつては繁栄した修験道場であるから、山頂までは、いわ
ば参詣道でもあるのだ。先行の男性に追いつく。68歳の山好きおじさん
で、今夏は北海道の百名山をこなしたと話す。景観を眺めようにも左右
は樹木。あまり面白くない山道である。
一箇所、登山道らしい鎖場があった。高さ5メートルほどの岩場。ここを
のぞけば、大峰山と同じく登山道は開けていて、とくに危険箇所はない。
中津宮(中宮)、産霊神社(行者堂)を経て一時間半で山頂。こわれかけ
た英彦山神社(上宮)。人影がない休憩所がるある広場があった。
ここは北、中、南の三岳があるなかで中岳に当たるが、一応山頂とされ
ている。南岳を経て奉弊殿に戻る周回コースもあるようだ。ここは九州自然
歩道のコースでもあるらしく看板があった。大きな山頂表示の標識があった。
68歳が追いついてきたので、デジカメを押してもらった。
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